昨年12月9日に開店を迎え
と仕事始めの前日・・・1月4日の夜中でした。
胃がシクシクと痛みだしました。
そのときはただの胃痛かなと思い、
と再び眠りにつきました。午前6時ごろ目が覚めたのですがまだ痛みは治まらず、逆に夜中の時よりも痛みが増しているようでした。
とりあえず、漢方薬と痛み止めを飲み様子を見るしかないなと、犬の散歩に出かけました。
そのときはまだ若干の余裕があり散歩にも行くことができました。
その日は仕事始めの日で、昨日の夜は気合が入っていたのですが、散歩から帰ってきたときはとりあえず横になって大人しくしておこうとこたつに入り横になりました。
すぐには行けそうにないので長男に店のシャッターに貼ってある年始の営業案内のポスターの「12時から営業」とマジックで書き直し手もらうように頼み、しばらく横になっていました。
をしかし、次第に痛みが増し断続的な痛みになり、やがて激痛に近い痛みになり、
と自問自答しつつ
と、色んなことを考え痛みに耐えていましたが、次第に強くなる激痛に我慢も限界となり、「これはヤバイかも・・・」と感じ救急車を呼ぶことを決断しました。
家内もその日から仕事で、長男も朝はいましたがその時は塾に、次男が病院まで一緒に付き添ってくれて家内に連絡したり、細々と動いてくれて助かりました。
救急車の中では、自宅に近い王寺方面や生駒方面の受け入れ病院を探していただき、私の住む平群から近い近畿大学医学部奈良病院に決まりました。
病院に着くとすぐに問診、触診、検査が始まり、CT検査の結果、思ってもいない「腸閉塞」と聞かされました。
昔、十二指腸と虫垂炎の手術をしたことがあり、そのとき何らかの原因で癒着がおこり、腸の一部が狭くなりその圧が胃部に負担をかけ痛みが生じていたそうです。
腸がウインナーソーセージのようにパンパンに腫れていて少し遅かったら破れていたそうです。
すぐに処置が始まり、まず、口から管を入れ胃部に溜っているものを吸引し、次に鼻からイレウス管(吸引チューブ)を入れ小腸の詰まっているところまでのものを吸引するのですが、それが苦しくて痛くて
と、特に腸の部分を摩ったり押さえたりのときは男ながら泣きそうでした。(男は痛みに弱い?)しかし、詰まっているところまでイレウス管が届かず後はイレウス管をいれたまま様子を見ることになりました。
幸いにも腸管への血流が滞ってなかったので緊急手術は免れました。
鼻からのイレウス管が小腸まで達していて、後は腸の蠕動運動で管が徐々に前に進み吸引していく方法をすることになりました。
その後CT検査等で状態がよくない場合は手術ということになります。
イレウス管を入れている間は点滴のみで、絶飲食でした。
友人から「何かできることあるか?」というメール、
と返信しました。
その後、検査の結果、運良く異常が無いとのことで、三分粥から始まり4日後には無事退院となりました。
今回は手術を免れましたが、閉塞の部位は食事に気をつけないと詰まりやすくなっているので、今後はよく噛むことが非常に大切となります。
最低でも30回は噛む。
考えてみると、日ごろから7回ぐらいしか噛まず多少のものは飲み込んでいたと思います。
仕事柄「よく噛みましょう」と、お客様にはよく言っているのに、アドバイスしている自分自身が実行していなかったということに、気づかせていただいたのだと思います。
感謝です、ありがとうございます。
ちなみに、ドロドロになるまでよく噛んで食べると普段の食事の量よりも少なめで満腹になります。
また、腹八分というのは自分で量を加減せず、ドロドロになるまでよく噛んで満腹になることを腹八分と言う説もあります。
みなさん、食事ではよく噛んでくださいね^^