網膜色素変性症は視野がせまいので
気をつけていたのですがですが・・・・
11月12日の日曜日、定休日でしたが、お客様の発送商品があるのでお店で荷造り作業をしていました。
夕方、集荷のの方が来られ、帰る仕度をして店を出ようとしたとき、片付け忘れのガムテープに蹴つまづきバランスを崩し転倒、脇腹を強打してしまいました。
網膜色素変性症の私は視野が狭く、よく物にぶつかったり、蹴つまづくことが多々あり、日頃からは気をつけているのですが、今回は「やってしまった~」でした。
2~3分くらい座っていて痛みは少しありましたが大丈夫だろうと自宅に帰りました。
その後、痛みは直ぐには取れませんでしたが我慢できる痛みでしたので生活にはあまり支障が無く、昔「肋軟骨損傷」をしたときと同じような痛みでしたので、それならば自然と治るだろうと思い様子を見ることにしました。
肋軟骨とは、背骨から始まる肋骨の前側のまで達して胸郭という空洞を形成する骨で、背中側から途中までは骨組織で、途中から軟骨組織に変わります。
その軟骨の部分に外部から激しい圧が加わったり、ひねったりすると損傷することがありますが、たぶんそれだろうと思っていました。
しかし、2日後の火曜日の夜から痛みが徐々に増し、寝返りもできないくらいの痛みがあり、起きるときも辛く、動作により激痛がするので、翌朝近所の整形外科に行きました。
結果・・・、肋骨が1本折れていました。
どうやら折れた部分がずれたことにより痛みが増したみたいです。
激しい痛みは約3週間続き、完治までは約2ヶ月かかるそうでした。
骨折やねんざ、打撲などおこすと、 細かい血管が切れ、内出血を起こし、血液がたまり、 患部が腫れて、痛みを感じることがあり激痛に変わることもあります。
時間の経過とともに血管の中に血液が固まり血栓ができて、新しい血液が酸素や栄養を筋肉や骨などに運びにくくなります。
早い段階で、この血の塊を除去しないと骨や筋肉の再生に支障をきたし、完治に時間がかかったり、予後が悪くなることもあります。
骨折や強い打撲、脱臼などをした場合、1年から数年経過後も冬になるとその患部が痺れたり痛みが生じることがあります。
このことを「古傷が痛む」と言います。
漢方では、内出血や生活習慣が原因のドロドロ血、ホルモンバランス、自律神経等で滞った血液などを「瘀血(おけつ)」といいます。
代表的な漢方薬では「冠心逐瘀丹」がありますが、骨折や打撲の時は「田七人参」を用います。
早速、田七人参を飲用しましたところ、非常に良いのです。
痛みは完全には消えませんが苦しい痛みではありません。
田七人参は目(脈絡幕)にもよいとされていますので当分続けています。
12月12日現在、痛みもかなり和らぎ、押さえると痛みがある程度です。
毎日ではありませんが、朝の目の調子も良いような感じがします。
田七人参は骨折後、打撲や慢性頭痛、血液循環、肝臓が気になる方などが飲用されています。